通訳者になるためには留学はした方がよい?

1・通訳者になるためには留学はした方がよい?

海外留学はそれぞれの方が様々な目的を持ち行なわれるものですが、将来に通訳者になるためには経験した方がよいのでしょうか。

語学だけであれば国内でも学べる

まず通訳者になるための一般的なルートとしては国内の語学教室に通ったり、大学の外国語学科や外国語大学に進学したり、また基礎的な語学を学んだ後に通訳養成学校でさらに研鑽を重ねる事もあります。
いずれも語学の基礎から応用まで学ぶ事ができますので、基本的には国内でも学習のためのインフラは整えられています。
また国内の学校にも外国人講師が多く在籍していますのでネイティブな発音にも接する事もでき、この点の心配もありません。
そのため国内で学んだだけでも充分に語学力を高めてコミュニケーションを取れるようにもなりますので、通訳関係の仕事を行なう上で必ずしも海外に渡航して現地で学ぶ必要は無いのです。
実際に現職で働いている方の中には必ずしも語学を目的に海外で学んだ経歴がある訳ではなく、国内でボランティアの観光ガイドから始めて語学力を徐々に高めた経験がある方もおります。

求められる通訳としての能力

ただ実際に通訳者として仕事を行う上では、単に語学力があり外国人と話す事が出来れば良い訳ではありません。
知り合い同士で話すのとビジネスの場で通訳するのでは多きな差があるもので、例えば相手国の文化的な背景や習慣などをしっかりと理解したうえでのコミュニケーション能力やサポート能力の高さなどが求められます。
手の使い方一つでも日本での意味合いとは大きく異なり、言葉のニュアンスのちょっとした違いでも相手方に誤解を与えることにもなりかねず、言葉から感情や雰囲気などを理解できる事も大切です。
このあたりについては国内で語学を学んだから理解が及ぶ事にはならず、実際に海外に訪れて現地で生活をしてみなければ学べない事も非常に多くあるのです。
つまり一つ上の通訳者としての能力を目指すのであれば留学をした方がよりよいので、高みを目指すためにも海外での語学学習を検討してみてはいかがでしょうか。
ただ渡航する際にはどこでもよい訳ではなく、翻訳・通訳コースのある学校を選んだりどのようなプログラムがあるかも非常に重要です。
またビジネスの現場では専門的な知識が必要になる事もあります。
ご自身の得意分野や強みを活かして、通訳のスキルを学ぶだけでなく専門分野をより深く学べる所に留学するのも、先々を見据えた上では非常に有効な選択です。

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