フィリピン・セブ島の治安は良いの?ガイドラインからみる安全性

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アジアの中でも美しいビーチリゾートとして知られるフィリピン。
世界屈指のダイビングスポットがあることでも知られており、多くの日本人が訪れる観光地の一つでもあります。

また、最近では格安で英語の語学留学が出来ることから、フィリピンの学校を選択される方もどんどん増えてきています。
ですが、これから留学や旅行される方にとって、治安が良いかどうかというのは重要なポイントだと思います。

そこで今回は、フィリピンの中でも比較的安全と言われているセブ島について、その治安の良さを検証してみたいと思います。

留学人気都市の犯罪率から見るセブ島の治安

さて、まずはセブ島の治安がどの程度なのかを知るために、語学留学をする際に人気の国を中心に6つの都市をピックアップして、比べてみたいと思います。

今回は、世界各国の物価や人口、犯罪率などあらゆるデータ知ることが出来る世界最大の情報サイト「Numbeo」のデータを参考に、都市ごとの犯罪率の数値を抜粋しました。

<2016年の犯罪率>(全376都市)
フィリピン・マニラ:60.79(62位)
フィリピン・セブ島:49.80(132位)
アメリカ・ニューヨーク:47.05(158位)
イギリス・ロンドン:46.56(164位)
オーストラリア・シドニー:41.50(211位)
日本・東京:19.81(362位)

参考:Crime Index Rate
http://www.numbeo.com/crime/rankings_current.jsp

このデータから読み取れることは、主に以下の3点です。
・フィリピンの中ではセブ島はマニラよりも犯罪率が少ない
・発展途上国であるセブ島の犯罪率は先進国のNYやロンドンとほとんど変わらない
・東京の治安は世界中の都市の中でも非常に犯罪率が低い

よく、フィリピンはその他の国と比べても治安が悪いと言わることも多いですが、セブ島の場合は、アメリカやイギリスとほとんど変わりませんでした。

ですが、日本と比べるとどの国も治安は良いとは言えないのは確かですので、海外では日本と同じ感覚でいてはいけません。
十分すぎると思うくらい注意をして行動するように心掛けましょう。

データから読み解く!セブ島で多い犯罪とは?

さて、続いてはセブ島について、もう少し詳しく見ていきましょう。
どのような犯罪が多いかを知ることで、事前に対策を打つことも出来ます。
それでは、こちらのデータをご覧ください。

こちらの数値は以下の5段階評価になっています。
20以下:Very low(とても低い)
20~40:Low(低い)
40~60:Moderate(中間)
60~80:High(高い)
80以上:Very high(とても高い)
まず、下の方にある「Safety in Cebu, Philippines(フィリピン・セブの安全性)」では、Safety walking alone during daylight(日中の一人歩きの安全性)は67.47でHighとなっており、Safety walking alone during night(夜間の一人歩きの安全性)は41.32でModerateとなっていますので、日中は比較的安全ですが、夜間の一人歩きは避けた方が良いでしょう。

具体的に見ていくとHighとなっているのが「Problem people using or dealing drugs(ドラッグの使用や売買)」と「Problem corruption and bribery(汚職や賄賂問題)」です。

後者については直接的に関わることはありませんので、最も気を付けるべきなのは、ドラッグが容易に手に入りやすい地域であり、使用者が多いということです。
そのような人や多く売買されている地域には近づかないようにしましょう。

その他にも、Moderateとなっていますが気を付けたいのは「Worries home broken and things stolen(家屋損傷や盗難)」「Worries being mugged or robbed(暴行や強盗)」「Worries attacked(暴行)」です。
数値がLowではないので、頻繁ではないがそれなりに起こる可能性があるということです。

と言うことで、このデータからわかることは、セブ島で起こりやすい犯罪は主に「ドラッグ」「暴行」「強盗」「家屋損壊」「盗難」の5つとなり、関わらないようにするためにも、しっかり対策を取りましょう。

参考:Crime rates in Cebu, Phillippines
http://www.numbeo.com/crime/city_result.jsp?country=Philippines&city=Cebu

セブ島の治安ガイドラインをチェック!安全なエリア・危険なエリアはどこ?

さて、実際に犯罪に巻き込まれないようにするためには、危険なエリアに近づかないようにすることが、大切です。

ですが、初めて訪れる場合には知らずに行ってしまう可能性もあるので、事前に把握しておきましょう。

セブ島の安全エリア

語学学校の敷地内

語学学校では、警備員の方が24時間いたり、暗証番号や指紋認証によって開けることの出来るロックなどがかけられている学校が多く、セキュリティはしっかりしています。

ですので、語学留学をされる際には、学校の敷地内は安心して過ごすことが出来ます。

中級以上のホテル

ある程度のレベル以上のホテルであれば、監視カメラやホテル内のセキュリティが整っているので安心です。

ですが、ホテル内でも自分の部屋の中だからと言って貴重品などをその辺に置いたまま出かけたりするのはやめましょう。

万が一に備えて、ホテルの貴重品ボックスや鍵のかかるスーツケースの中に入れておくと良いでしょう。

中級以上のショッピングモール

セブ島にはAyala、SM、Park、Gaisano、Marinaなどいくつかの大型ショッピングモールがあります。
これらのショッピングモールであれば、日中は一人で行っても比較的安全です。

ただし、たくさんの人がいる場所ではスリなどにあう危険もあるので、その辺は十分注意してください。

また、日中は安全でも夜になると一気に雰囲気が変わることもあるので、特に一人の場合は夜になる前に帰るようにしましょう。

セブ島危険エリア

ダウンタウンエリア

このエリアは、セブ島の中でも最も危険なエリアであり、夜になると怪しい人たちが集まってきますので、近づかないようにしましょう。
特に、コロンストリート周辺では多くの娼婦がいたり、パシル地域にはドラッグ常習者が多いので、犯罪に巻き込まれてしまう可能性が非常に高いです。

カルボンマーケットについては観光地ともなっていますが、日中もスリが多いので気を付けましょう。
また、訪れる場合は一人ではなく必ず複数人で行くようにし、夜に行くのは絶対にやめましょう。

マンゴーストリート

こちらには、クラブなどがたくさんあり、夜遊びをしに出かけるという方もいらっしゃるかもしれませんが、スリが多く、ストリートチルドレンなどに囲まれて、お金やiPhoneなどを奪われたりする被害が出ています。

ですので、昼夜問わず出来る限り近づかないようにしましょう。
もしも、どうしても行きたい場合には必ず複数人で行くようにしてください。

このように、同じセブ島でも場所によって人の層や雰囲気が全く異なります。
最近では語学学校関係者や現地の留学生、セブ島に長期滞在している方たちが協力して作ったという「セブ島の治安ガイドライン」も公表されていますので、そちらを参考にして、危険な場所には行かないようにしましょう。

セブ島で安全に過ごすために出来る7つの対策

さて、いくら安全と思っている場所でも、やはりスリやひったくり、思いがけない詐欺などに合う可能性は十分にあります。

海外では「日本人=お金持ち」というイメージが強く、特に新興国であるフィリピンでは日本人を狙っている人も少なくありません。
そこで、出来る限り安全を確保するためにも、自分で出来る対策をご紹介させていただきます。

外は一人で歩かないようにしよう!

外に出掛ける際には、出来るだけグループ行動をして一人で歩かないようにしましょう。
特に女性の一人歩きは狙われやすいので注意が必要です。

どうしても、一人で行動しなくてはならない場合には、早歩きをして隙を与えないようにしましょう。

移動手段はタクシーを使おう!

移動はどんなに短い距離でも極力タクシーを使うようにしましょう。
フィリピンでは初乗り30ペソ(約70円)と安いので、そこまでの出費ではないと思います。

それに、タクシーに乗ることで身を守ることが出来るなら安いものです。
夜はもちろん、日中でもやはり一人歩きは危険が伴います。

また、外を歩く場合には、必ずグループ行動をするように心掛けましょう。
その他にも、「ジプシー」と呼ばれる小型バスのようなものもあり、こちらの方が安いのですが、車内でスリに合うこともあるので、極力避けた方が良いでしょう。

タクシーではメーターを使ってもらおう!

タクシーが安全と言っても、日本人だと思って高いタクシー代を請求するドライバーも少なくありません。
そこで、ぼったくられないためにも、タクシーは必ずメーターがあるものに乗ってください。

また、メーターがあっても、起動しないまま走るドライバーもいるので、最初にメーターと言って付けてもらいましょう。
乗った際に値段交渉をしてくる場合がありますが、大抵はメーターで行った方が安くなる場合がほとんどです。

リュックやカバンは前で持とう!

スリなどをする人は、刃物などを使ってカバンを引き裂いて、中の物を強引に取ろうとすることもあります。
ですので、リュックサックだとしても前に抱えることで、警戒していることをアピールすることが出来ます。

また、カラビナなどをジッパーに付けて開けられないようにしておくのも、地味ですが効果的です。

トランプ詐欺には気を付けよう!

日本人を狙った詐欺として「トランプ詐欺」と呼ばれているものがあります。

これは、「日本語を勉強している」などと話しかけてきて、言葉巧みに家などに誘い、ブラックジャックなどを始めようと言い出し、いつの間にかお金を掛けさせられ、大金を取られるまで帰してくれないというようなものです。

被害に遭わないためには、知らない人には絶対付いて行かないようにしましょう。

高価なものは身に付けないようにしよう!

日本では普通に身に付けているものも、フィリピンでは高価なものであることが多いです。
例えば、街中でイヤホンを聞きながら歩いていれば「iPhoneやiPodを持っているのかも…」と思われ、スリや恐喝などに合う可能性があります。

また、女性であれば華美なアクセサリー、男性であれば高価な時計など、お金を持っていると思われてしまうようなものは身に付けない方が安全です。

ストリートチルドレンには近づかないようにしよう!

フィリピンではよくストリートチルドレンを見かけます。
小さな子供が可哀想と思って、お金や食べ物をあげてはいけません。
一人にあげることで、他の子たちも寄ってきてしまいます。

また、ストリートチルドレン5,6人に囲まれて恐喝をされることもありますので、見つけたらその道は避けるか、早歩きで素早く通り過ぎるようにしましょう。

まとめ

さて今回は、フィリピンの中でも留学先として最も人気が高いセブ島について、治安はどうなのか?ということについてご紹介させていただきました。

セブ島に訪れる際にはまず、「日本とは違う」ということを念頭に置いておいてください。

一度でも危険な目に遭うと、それまでせっかくの楽しんでいた旅行や留学も、それだけでセブ島の思い出が嫌なものになってしまいます。
そうならないためにも、特に「危険な場所には近づかない」「一人では出歩かない」「高価なものは身に付けない」という3点に気を付けていれば大抵のトラブルは避けることが出来ます。

楽しいセブ島生活を送るためにも、万全の安全対策で身を守りましょう!

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