アメリカ等の欧米留学とフィリピン留学はなにが違うのか?

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英語の語学留学と言えば、アメリカやイギリスを始めとする欧米がメジャーですが、最近では日本からも近く、格安で英語を学ぶことが出来るフィリピン留学が注目を集めています。

ですが、欧米とフィリピンではやはり留学のスタイルが異なりますので、どちらが自分に合っているのかを判断するためにも、それぞれの特徴を知っておきたいですよね?

そこで今回は、欧米留学とフィリピン留学について、その違いを徹底的に比較してみたいと思います。
これから留学先を決めるという方は、是非ご覧ください!

欧米留学とフィリピン留学の違いとは?

さて、それでは早速その違いについて見ていきましょう。

1.留学費用

まずは費用面から見ていきましょう。
今回は4週間の留学をした場合のおおよその費用を比較してみました。

学費+滞在費

アメリカ週18レッスン(ホームステイ):約50万円
イギリス週20レッスン(ホームステイ):約60万円
オーストラリア週25レッスン(ホームステイ):約40万円
フィリピン週40レッスン(ドミトリー):約20万円

航空券

それぞれの国で最も人気を集めている留学先の都市への航空券について、2016年8月28日現在の成田発の便を比較してみましょう。

アメリカ・ワシントン:108,310円(乗継1回‐20時間15分)
※直行便の場合は200,089円(12時間35分)

イギリス・ロンドン:85,260円(乗継1回‐20時間10分)
※直行便の場合は412,840円(12時間35分)

オーストラリア・シドニー:59,099円(乗継1回‐19時間20分)
※直行便の場合は羽田発となり、94,530円(9時間30分)

フィリピン・セブ島:67,050円(乗継1回‐8時間40分)
※直行便の場合は129,710円(4時間45分)

ビザ等申請費用

アメリカ:360 USD(36,720円)
※内訳はF-1ビザ(週18時間以上の授業を受ける際に必要な学生ビザ)160 USDとSEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)200 USD
※1USD=102円で計算

イギリス:なし
※6 Month Short-term Study Visaが入国審査時に無料で発行されるが、6ヶ月未満の留学者かつ日本国籍の場合、事前申請は原則不要

オーストラリア:ETAS(イータス)20 AUD(1,560円)
※ETAS(Electronic Travel Authority System)とは90日以内の短期滞在が可能な電子入国許可システム(ビザのようなもの)で、オンライン申請が出来る。
12週間まで就学が可能

フィリピン:SSP(Special Study Permit)約6,000ペソ(約12,100円)
※SSPとは特別就学許可証のことで、語学学校が代理申請するため申請費用が学校によって異なる。有効期限は6ヶ月となっており、それ以降は再度取得する必要がある
※1ペソ=2.2円で換算

合計

アメリカ:約65万円
イギリス:約70万円
オーストラリア:約50万円
フィリピン:約30万円

ということで、費用面からはやはり「格安」と言われるだけあって、フィリピンが断トツで安いですね。
また、航空券に関してはキャンペーンを利用するとさらに安くなりますし、その他にも授業数を調整したり、寮の部屋人数を増やすなどすればもっと費用を抑えることが出来ます。

ちなみに、生活するうえで重要な物価について、各国のマクドナルドのビッグマック1個の値段を比較するというユニークな指数「ビックマック指数」で見てみると、2016年は以下のような結果となっています。
アメリカ:537円
オーストラリア459円
イギリス:420円
日本:370円
フィリピン:301円

やはり物価の面でもフィリピンが一番安いと言えます。
ただ、ビッグマックではあまり差がありませんが、実際にはフィリピンの物価は日本の3分の1ほどと言われています。

参考:The Big Mac index
http://www.economist.com/content/big-mac-index

2.滞在先

欧米:ホームステイ・シェアハウス(フラット)
フィリピン:寮・ホテル・コンドミニアム

欧米の留学をする場合には、現地の人の家でホームステイをしたり、フラットをシェアするのが主流です。
ホームステイなどのメリットは、学校以外でもホストファミリーやフラットメイトと過ごすことで英語を話す機会が増え、異文化に触れることが出来ます。

デメリットとしては、ホストファミリーやフラットメイトとそりが合わなくて、家に居てもしっかり休めなかったり、英語圏以外の人だった場合、英語を話すつもりで来たのにそうは行かなくなることもあります。

また、フィリピンでは全寮制が普通なので、ホームステイは現在のところありません。
全寮制のメリットは、語学学校が授業だけでなく、食事の管理などの全てを一括でケアしてくれ、英語の勉強に集中できるような環境作りをしてくれるということです。

デメリットとしては、複数人の部屋を選んだ場合に、勉強の時間を確保出来なかったり、日本人同士の部屋になり、大半の時間を日本語で話してしまい、予定とは違うと感じる場合もあります。

3.授業内容

グループレッスンとマンツーマンレッスン

欧米:グループレッスンのみ(10~20人程度)
フィリピン:マンツーマンレッスン+グループレッスン(4~15人程度)

欧米では、日本の中学・高校のようなグループレッスンが主流です。
グループレッスンのメリットは、多くの生徒の発言を聞くことで、様々な言い回しや考え方を学ぶことが出来たり、大勢の前で話すことに慣れやすいという所です。

一方で、同じ時間内でも発言の回数が減ってしまうことや、積極性がなければ授業に参加出来ず、ただ見ているだけになってしまうというデメリットもあります。

また、フィリピン留学の特徴でもあるマンツーマンレッスンのメリットは、授業時間いっぱい先生と会話が出来るので、必然的に発言回数が増えるということや、一人の生徒に全力を注げるので間違いなどをその場で指摘することが出来、大勢の前で発言するのが苦手な方でも気軽に会話をすることが出来ます。

一方デメリットとしては、担当する先生によって教え方に差が出たり、1対1では話せるけど、複数人になると話せなくなるといったようなことが挙げられます。

レッスン数

欧米:1日4~5時間
フィリピン:1日6~8時間+1~2時間の無料レッスン

欧米に比べるとフィリピンの授業数は非常に多く、ほとんどの学校で無料レッスンが受けられるのが特徴です。

例えば、4週間最大授業数で受けたとすると、欧米が100時間、フィリピンが200時間となり、同じ期間でも倍のレッスン数を受けることが出来ます。

教師

欧米:ネイティブスピーカー
フィリピン:非ネイティブスピーカー

欧米留学とフィリピン留学の最も大きな違いは、先生がネイティブスピーカーかそうでないかというところだと思います。
ちなみに、欧米では語学学校の教師になるためには資格が必要となり、大人数でのグループレッスンをするための訓練をしている人が先生となります。

一方で、フィリピンの場合には特に必要な資格はなく、IBMなどのグローバル大手企業のコールセンターで働いていた人が先生になるケースが多く、どちらも活躍場所は違っても、英語を使って仕事をしているプロと言えます。

では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずはネイティブスピーカーから教わることのメリットは、やはりネイティブならではの表現やスラングなども学ぶことが出来るということです。

デメリットとしては、その国独特の表現や訛りなどが他の国では伝わらないこともあるということです。

一方、フィリピンで学ぶことのメリットとしては、癖のない英語を学べるということと、同じ第二言語習得者として、日本人が英語を学ぶことに理解があるため、つまずきやすいポイントを把握しており、私たちにとっては学習しやすい環境です。

デメリットとしては、やはりネイティブらしい表現を学べないということです。

ですが、こちらについては英語が日本語と同じくらい流暢に話せる人なら気になるかもしれませんが、そうでない方にとってはそこまで重視する問題ではないかと思います。

ちなみに、フィリピンの語学学校の中にはネイティブ講師がいる学校もあるので、ネイティブにこだわりたいという方は、そちらを探すことも出来ます。

欧米留学に向いている人、フィリピン留学に向いている人

さて、ここまでで欧米留学とフィリピン留学の違いについてご紹介させていただきましたが、それぞれの留学にお勧めのタイプを見ていきましょう。

では、突然ですが、以下のチェックリストでどちらの項目が多く当てはまるか確認してみてください。

あなたは欧米派?チェックリスト

・学生時代は授業中積極的に手を上げていた
・ある程度英語の基礎知識はある
・簡単な日常会話なら英語で出来る
・ホームステイがしたい
・田舎よりも都会が好き
・日本とあまり変わらない生活水準で過ごしたい
・十分な資金がある
・ネイティブっぽいカッコイイ表現を覚えたい
・英語圏の友達を作りたい
・出来るだけ多くの国籍の人と学びたい

あなたはフィリピン派?チェックリスト

・海外はあまり行ったことがない
・語学留学で英語の基礎から身に付けたい
・大人数の中で話すのは苦手だ
・留学するならたくさんのレッスンを受けたい
・出来るだけ安く留学をしたい
・海で泳いだりダイビングをするのが好き
・冬よりも夏が好き
・都会よりも田舎が好き
・英語が身に付けばネイティブ講師へのこだわりはない
・出来れば面倒な手続きはしたくない

さて、どちらの項目の方が多く当てはまりましたか?
きっとそちらが、あなたにピッタリな留学先となるはずです!

まとめ

さて、今回は欧米留学と格安留学が出来ることでも最近注目を集めているフィリピン留学について、その違いをご紹介させていただきました。

どちらもそれぞれ良いところがあるので、ご自身の性格や留学の目的と照らし合わせてピッタリな国を選択してみてください。

ですが、もしもどちらか選べないという方は、2ヵ国留学という手もあります。
実際に語学留学をされている方は、フィリピン留学で英語の基礎をしっかり固めて、マンツーマンレッスンで英語を話すということへの抵抗をなくし、その後欧米諸国へ留学やワーキングホリデー、大学進学などをされるという方が増えてきています。

特に、「フィリピン留学3ヵ月→オーストラリアへワーキングホリデー」というコースは近年の留学のトレンドともなってきています。
このように、まずは格安で質の高い英語を学ぶことが出来るフィリピンへの留学をされてみてはいかがでしょうか?

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